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2024.09.05

秋に注意したい子どもの健康管理

秋に注意したい子どもの健康管理

9月を迎え、少しずつ暑さが落ち着いてきました。

季節が夏から秋へと確実に移り変わっている様子が感じられます。

過ごしやすい時季になってきましたが、油断は禁物です。秋の初めに親が気をつけたい子どもの健康管理についてお伝えします。

 

季節の変わり目に要注意!

夏の暑さが和らぎ過ごしやすくなり、寝苦しい夜や朝から気温が高い日はなくなりました。しかし、まだまだ日中は気温が高い日があり、朝晩との寒暖差が激しいことがあります。日中は暑いのに、朝晩は気温が上がらず寒さを感じる日もあり、体温や衣服の調整が大変です。

朝は寒かったからと厚着をさせたのに日中は暑くて汗をかいてしまったり、半袖で過ごしていたら夕方から雨が降って急に気温が下がったりなど、1日の中で気温や天候の変化が激しいことが多い時季でもあります。

そのため、風邪をひいたり体調を崩したりしがちです。子どもは気温や天候に応じて衣服の調節をすることが難しいため、親の配慮が必要です。着脱しやすい上着や汗をかいたときのために着替えを持たせるなど、配慮をしましょう。

また、ある程度子どもの年齢が大きくなってきたら、「暑いときは脱ぐ」「寒ければ着る」「汗をかいたら着替える」など、子ども自身が衣服の調節や着替えができるよう伝えていくことも大切です。

 

夏の疲れに要注意!

秋の初めは、夏の間の疲れが出てくる時季でもあります。子どもは元気に見えても、暑い時季に蓄積された疲れがどっと出てくることもあるため、子どもの様子をこまめに観察するようにしましょう。

そして過ごしやすい秋の夜長はつい寝る時間が遅くなりがちですが、なるべく早く寝るように心がけることも大切です。

また、秋は食べ物がおいしい季節でもあります。夏のはあまり食欲がなかった子も、秋の味覚を楽しみ、食欲の秋を楽しめるよう工夫しましょう。

最近は食材の値上げや米不足など食べ物に関して困ることが多いですが、栄養のある食事を心がけ、家族みんな元気に過ごしましょう。

 

怪我に要注意!

炎天下は外で長時間遊ぶことが難しかったですが、秋は戸外でのびのびと遊べる時季です。冬が来る前に公園や広場など屋外の遊び場にたくさん出かけ、身体を動かして遊ぶ機会をつくることで子どもの体力向上につながり、家族間のコミュニケーションにもつながります。

しかし、戸外で元気に遊ぶことは怪我のリスクもつきものです。遊具など高いところからの落下、転倒、子ども同士でぶつかるなど怪我が起こりやすいので、子どもから目を離さず未然にケガを防いだり事故が起きたときは素早い対応をしたりなど、親の援助や配慮が不可欠。また、子ども自身にもよく話をし、自分のみは自分で守るということを伝えていくことも必要です。

 

まとめ

「食欲の秋」「スポーツの秋」「読書の秋」など、秋の楽しみはたくさんなります。家族や親子で楽しい秋を過ごすとともに、健康管理は事故防止に十分気をつけて、秋を満喫しましょう。

AZUKARI